
新潟市は、徳川幕府の鎖国政策を終え幕末期に海外に門戸を開いた五港のひとつ。湊町として古くから栄えた街なのだ。半日ほどの時間の余裕があるなら、そんな湊町の面影を残す名所を巡ってみてはいかがでしょう? まずは市街地を突き抜けて日本海まで。水平線にぽっかり浮かぶ佐渡島を眺めたら、日本海側最大級の水族館『マリンピア日本海』へ。人気者のイルカや、ペンギン、ラッコ…など、約450種2万点もの水の生き物が展示されている。アクロバティックな演技が拍手喝采のイルカショーは必見です。
続いて『新潟市歴史博物館 みなとぴあ』へ。湊町の歴史と文化を知ることのできるこの博物館とその周辺は、湊町を感じる建物が残っている。その代表的存在が『旧新潟税関庁舎』の建物。明治2年に建てられ、先に述べた五港の税関としては唯一現存する建物だ。「擬洋風建築」と言われ、一見すると洋風の建物だが、壁や屋根など、多くが和風の技術で作られた珍しい建物だ。
この『旧新潟税関庁舎』から徒歩2〜3分ほどのところにある『湊稲荷神社』もぜひ立ち寄ってみたいスポット。注目は鳥居の前に立つ『願掛け高麗犬』。台座を回すことができ、男性は向かって右側、女性は左側の狛犬を、願いを念じながらまわすと、それが叶うと言われている。航海の安全を祈願して建てられた神社なのだ。
みなとぴあ周辺で遊んだあとは、『信濃川ウォーターシャトル』に乗って、対岸の『朱鷺メッセ』へ移動してみてはいかがでしょう。これは、新潟市を貫く信濃川を行き来する水上バス。時間があったらさらに遠くまでクルージングして水場散歩を楽しむのも、ぜひおすすめしたいところだ。


